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メラサのアラーム

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メラ・サキューム MERA SUCUUM

メラサキューム、愛称はメラサ。(関西圏だけでしょうか、メラサの3文字の愛称は。マクドナルドはマクド。関東ではマックですよね。とういことは、関東ではメラ?なのでしょうか)

呼吸器外科術後や気胸の症例で、胸腔ドレナージを行う時、低圧持続吸引装置につないで、胸腔内の液体、エアリークを外に排出させています。

アラーム

メラサのアラームは3つあります。

  • リーク
    • 10秒程度リークが続くとアラームがなります。
    • 患者とメラサの間のチューブトラブルがないか確認します。
    • アラームが鳴っていても、実際にはリークが見られない時は(リークがないのにリークのアラームがなる場合)、機械の異常の可能性があるので臨床工学技士に相談します。
  • 高陰圧
    • 吸気の圧が強すぎる時にアラームがなります。呼吸が落ち着くに従ってアラームがならないようになります。
  • バッテリ
    • 電源が足りない時になります。慌てず、コンセントにつなぎましょう。

消音ボタン

  • 停止
    • 停止ボタンは、永久的にアラームが止まります。アラームの原因がわかれば停止を解除する必要があり、これを忘れてしまうリスクを考えると、使用し内容が良い停止ボタンです。
  • 中断
    • 中断ボタンは、10秒くらいの短時間のアラーム中断です。アラームの原因が解除されていなければ、再びなります。
    • アラームの原因を探し、問題解決しなければなりません。

Take home message

アラームはピーピーうるさいものですが、患者の異常を知らせてくれる大切なものです。アラームを消すことが目的ではないことを肝に銘じ、うるさいと言われようと何と言われようと、なんでアラームが鳴っているのかを丁寧に調べる必要があります。

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呼吸と食事は関係あるの?

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COPDの患者さん

慢性閉塞性肺疾患、COPDの患者さんは、肺機能が低下しているため、知らず知らず、呼吸を多くしています。

呼吸するには、筋肉を使うので、エネルギーが必要です。エネルギーを得るためには、食べる必要がありますが、食べる量には一定の限界があります。

呼吸に負担がかからないような食事はあるのでしょうか。

呼吸商

呼吸商 = CO2排出量 / O2消費量

呼吸商という概念があります。体全体で、消費したO2と排出したCO2の比率のことです。この呼吸商は、食事(栄養素)によって違うことが知られています。

呼吸は、酸素を取り入れるためだけではなく、二酸化炭素を排出するために行います。血中のCO2が上昇すると、呼吸中枢が反応して、自然に呼吸がされています。(夜間眠っている時や、何かに夢中になっている時は、呼吸を意識していないですよね)

COPDの患者さんにとっては、呼吸することが大変なわけです。しんどいわけです。できるだけ、呼吸を減らすためには、排出するCO2を減らしてやれば良いという考え方があるわけです。

栄養素カロリー(kcal/g)呼吸商
糖質41.0
脂質90.7
タンパク質40.8

同じ量の食事をするなら、糖質よりも脂質の方がカロリーが高く、呼吸商が低いです。COPDの患者さんには、脂質を補充するような栄養補助食品が適しているわけです。

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肺癌TNM分類のTだけ覚えよう!

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肺癌のTNM分類は、肺癌の進行度(病期、Stage)を決定し、病気の進行度合いに応じた治療を行うために重要な分類です。

しかしながら、非常に複雑な部分もあり、専門家でなければ、常時全てを記憶しておく必要はありません(私自身も、ややこしいときは本を見て確認しています)。

取り組みにくい内容かもしれませんが、大きさの分類、T分類だけでも覚えてもらいたいと思います。呼吸器外科医としては、2cm以下の肺癌を見つけてほしいです。

詳しい覚え方はYoutube動画を見てください。

<注>ここでは、簡潔にするため、充実性陰影とすりガラス陰影については説明していません。実際に大きさを測るときは、充実性陰影の大きさでTを決めます。すりガラス陰影だけのときは、大きさ0cmとなり、Tis (tumor in situ; 上皮内癌)と分類されます。また、充実性陰影とすりガラス陰影が混在するような場合で、充実性陰影が5mm以下であっても、すりガラス陰影が3cmを超えるような場合はT1miでははく、T1aに分類されます。

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胸腔ドレーン抜去の基準は?

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呼吸器外科、開胸術後には、胸腔ドレーンを留置します。胸腔内に貯留する胸水、出血、空気漏れを見るためのものです。

呼吸器外科術後には、胸腔ドレーンが抜ければ、峠を越えたもので、ひと安心できます。

しかし、むやみに抜いて良いものではなく、抜去するための条件があります。

  • エアリーク:空気漏れがあるときは、絶対に抜いてはいけません。抜いた後で、肺が胸腔内に空気がたまり、肺が凹み虚脱し、皮下気腫を生じます。再度ドレナージをすることになるからです。
  • 排液の量:1日に200ml以下が目安になります。術後の日にちが進めば、排液量も少しずつ減ってきます。200mlを目安に抜くかどうかを判断していますが、患者の体格にもよるので、目安として考えてください。
  • 排液の性状:漿液性、淡血性、膿性、血性、乳糜性。術後の経過で、徐々に色が薄く淡血性に変わっていきます。感染をきたせば膿性になります。出血をきたせば血性になり、再手術を行う必要があるかもしれません。乳糜性は胸管の損傷により起こり、乳白色の排液になります。

胸腔ドレーン抜去基準。確認テストをしませんか?クリックしてください。

2020/06/09 at Kyoto Yamashiro Medical Center