胸腔ドレーン抜去の基準は?

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呼吸器外科、開胸術後には、胸腔ドレーンを留置します。胸腔内に貯留する胸水、出血、空気漏れを見るためのものです。

呼吸器外科術後には、胸腔ドレーンが抜ければ、峠を越えたもので、ひと安心できます。

しかし、むやみに抜いて良いものではなく、抜去するための条件があります。

  • エアリーク:空気漏れがあるときは、絶対に抜いてはいけません。抜いた後で、肺が胸腔内に空気がたまり、肺が凹み虚脱し、皮下気腫を生じます。再度ドレナージをすることになるからです。
  • 排液の量:1日に200ml以下が目安になります。術後の日にちが進めば、排液量も少しずつ減ってきます。200mlを目安に抜くかどうかを判断していますが、患者の体格にもよるので、目安として考えてください。
  • 排液の性状:漿液性、淡血性、膿性、血性、乳糜性。術後の経過で、徐々に色が薄く淡血性に変わっていきます。感染をきたせば膿性になります。出血をきたせば血性になり、再手術を行う必要があるかもしれません。乳糜性は胸管の損傷により起こり、乳白色の排液になります。

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2020/06/09 at Kyoto Yamashiro Medical Center

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